働く仲間 取締役営業本部長 水野勝利(1987年入社)

たくさんの人に出逢える醍醐味は、営業ならでは「営業ほど人生を豊かにする仕事はない」

--簡単な自己紹介と現在の仕事内容について教えてください。

働く仲間 執行役員・名古屋支店長 水野勝利(1987年入社)私は昭和41年「丙午」(※1)という年の生まれです。人口ピラミッドでストンと減っているところですね。専門学校を出て、花田工務店に入社したのは昭和62年です。他の会社を全く経験していません。ですが、学生時代にいろんなアルバイトをしていました。ガソリンスタンドや、バーテンなども。主に接客をやっていたので、人と接することは元々そんなに苦手ではなかったですね。

※1 丙午:丙午の年は火災などの厄災が多いとされ、その影響で丙午の年に生まれた人は気性が激しいという迷信が生まれ、迷信を信じる人はこの年の出産を避けることがあった。

最初に配属されたのは建築の現場です。自分で現場をやったのは約7年。27~28歳くらいのときに1年半くらいグループ長として、部下5、6人つけていただきました。それも入社1年から4年という若手です。このメンバーで何をどう仕事するんだ!?という(笑)試行錯誤がたくさんで、でも非常に楽しく忙しい1年半でしたね。

営業に異動したのは9年目です。入社するときに「10年で辞めさせてください」と話しておいたのですが、9年目に営業に。2~3年くらい、辞めるのは遅れてもいいと思って営業の仕事をやってみたら、楽しくなってしまって辞めるのをやめちゃいました。その後、プレーイングマネージャーになりました。

--営業本部の今後のビジョンがあれば教えてください。

営業は波がある仕事ですが、その波をいかに小さくするかが課題です。個人の成績は当然大事なんですが、チームで目標達成出来るようにするのが重要な役割ですね。豊橋の、岡崎の、と各エリアのチームがみんな結果を出せるようにしていきたいです。

--役職に就いて、会社を支えていこうと思ったきっかけはありますか?

働く仲間 執行役員・名古屋支店長 水野勝利(1987年入社)名古屋支店長になったときは36歳でしたが、まだ背伸びしながら仕事をしていました。名古屋の支店長という立場は、営業だけではなく現場や総務的なところも全て見なければいけないので責任も重いですし、プレッシャーもある仕事です。役員になったときに社長からも言われましたが、花田工務店の全社に視野を広げないと出来ない仕事です。

 

--仕事のやりがいを教えてください。

営業になったとき、支店を任されたときにそれまでの立場よりも、見える物事の角度やお付き合いが広がっていきましたね。今まで話すことがなかったような立場の人と話すようになって、それが自分には楽しくてやりがいを感じました。営業は最終的にはどこかで仕事に繋がったり、何かあったときに頼りに出来る方と出逢える仕事です。

--人生が変わったことを象徴するエピソードは?

働く仲間 執行役員・名古屋支店長 水野勝利(1987年入社)「営業に異動してください」と言われたのは期が変わる2週間前だったんですよ。これから現場で部下を育てていくつもりだったときです。営業に行くということは、ゼロからのスタートになります。でも何のためらいもなく、「分かりました」と返事したんですね。家に帰って妻に「あんたバカじゃない!?」と言われました(笑)でも何事もやってみなきゃ分からないところがありますし、そこで奮起しましたね。

あと、実際に営業をやってみて思ったのは「なんて今まで視野が狭かったんだろう」ということです。現場も楽しかったり苦しかったり様々な経験は積めます。建物が出来上がったときにはそれまでどれほど辛かったとしても「もう一現場やろうかな」と思えるんですよね。今の現場の人も、みんなそう思ってるんじゃないでしょうか。そういった充実感や楽しみが、営業になると毎日なんです。それが楽しくて楽しくて。

もちろん苦しいときは苦しいですよ。特に異動したての頃は、営業に行く先はないし、行っても話は聞いてもらえないし。初めて営業先で、そのお宅の座敷に上げてもらったときは涙が出るくらい嬉しかったですね。丁度、営業になって半年目でしたね。

毎日の積み重ねの中で、必ず新しいことがある。新しいことに出会える数、人に出逢える数が多いのは営業の醍醐味ですね。
想い出深いエピソードは、営業に変わってすぐの頃ですね。当時の財産ドックで講師をしていただいていた税理士の先生に、既存のお客様の財務の相談をしたときのことです。最初に先生にご挨拶したとき、自分はまだ営業に変わって3ヶ月くらいで「営業になって間もないんです」と話したら「営業ほど人生を豊かにする仕事はないよ」と言われたんです。3年くらいして、先生の言ったことがなんとなく分かりました。その言葉は今でも覚えていて、支えになっていますね。

--その税理士先生のおっしゃった「営業ほど人生を豊かにする仕事はないよ」という言葉の真意は何だと思いますか?

営業の仕事は、世の中から絶対になくならない仕事だと思います。絶対に人と関わりあう仕事ですよね。インターネットで顔を見ずに売買することも最近はありますが、建築・不動産の営業は、必ず人と関わらないと完結しないものだと思います。永遠に人と出逢い続ける、広がりのあるもので。人との関わりが人生を豊かにするという意味ではないですかね。

--花田工務店の飛び込み営業のスタイル、そこから学べることや、やりがいについて教えてください。

飛び込み営業は、しているときは辛いですよね。ほとんど相手にされないですから。新入社員なんかは涙流しながらやっている人もいるでしょう。世間的にも辛いイメージが強いんじゃないでしょうか。

ある新人の話なんですが、新人研修が終わって営業に配属されて、飛び込み営業していた頃のことが印象に残っています。賃貸住宅フェアの呼び込みをしていて、その2日目くらいにある新入社員が飛び込みで訪問した先のご夫婦が、その新入社員宛に来てくださったんです。それだけでその新入社員は涙を流して喜んでいました。そのご夫婦のところはお仕事には繋がらなかったんですけれど、その新入社員はその経験があったから、その後も営業が続けられたんじゃないかなと思いました。

自分も飛び込み営業で、初めて座敷に上げてもらったときのことは覚えてますから。最近は、インターホンや自宅の電話には出ない方が多い時代ですよね。そんな中、初めてドアを開けていただいたときの嬉しさと、その社員の、ご夫婦が来られたときの嬉しさは良く似てるんじゃないでしょうか。

実は、飛び込み営業で得てもらいたいのは、考える力と忍耐力なんです。何も考えずしている人は続かないと思います。お客様に会えるのは“どうしたら会えるのか考える人”ですね。日中いないお客様なら、夜に行ってみるとか曜日を変えてみるとか…。「たかが飛び込み」だけど工夫してやってる人は何ヶ月かすると違いが出てきますね。

--飛び込み営業は辛いというネガティブなイメージもあるかと思いますが、社員の精神面のケアはどうしていますか?

自分も新入社員の話を聞きます。困っていることなどを聞いてあげていると、そのうちにポロポロと質問が出てきたりしますね。それに答えたり。「どこに飛び込み営業に行ってる?」と聞いて、お客様の名前が挙がったら、「あそこのお客様はこうだよ」とかですね。

--水野さんにとって、ずばり「働く」とはなんですか?

80年の人生だとして、学校を出て働き出すのは20歳そこそこ。70歳くらいまで働くと考えると、人生の半分以上が働く時間です。これ、楽しくやらなきゃもったいないですよね。自分は「楽しくなければ仕事じゃない」が、社長がおっしゃる中で一番大好きな言葉です。苦しい時もあるけど、今の仕事は基本的には楽しいですし、楽しまなきゃ損だと思っています。働くっていうのはそういうことかなと。

--建築業界に入ってくる若手に、経験して欲しいことはありますか?

現場も営業も設計も問わず、社会人として共通してやってほしいのは、会社にとって重要な資格を若いうちに取ること。私自身は取得したのが、30歳くらいと遅かったんですよ。営業に異動した年に取りました。営業になってからでも、仕事には役に立っていますけど、早く資格を取って自信を持つことが重要だと思います。

会社としては、有資格者の数ってとても重要なんですよね。受注をたくさん取れたとしても、一級建築士や一級施工管理士がいないと現場がこなせない。
だから、資格を取ることは会社への貢献でもあるんですね。それを会社も分かっているから今、大盤振る舞いしています(笑)
難しい資格ですが、建築士や宅建に合格すれば、お祝い金を差し上げています。資格手当も付きます。会社は資格を持つ人がたくさん必要で、それにチャレンジすることも重要だと考えています。合格すれば本人の自信になるし、それまでより重要な仕事を任せられますし。

あとは、いい意味で「欲」を持って欲しい。特に入ってすぐに辞めてしまった人には「欲」を感じなかった人が多かったですね。うちの会社や業界に限らず、新卒が3年以内に50%くらい辞める時代ですよね。自分達の親だったら、子どもが仕事を辞めたいと言ったら、止めたと思います。でも自分達の育った環境とは親の世代も違うし、社会環境も違う。今の親御さんは「好きにしたら」と言ったりしますね。私も自分の子どもに対してはどう言うか分からないですけど。
少しでも長く勤めて、一つの会社である程度やりたいことが増える、そういうことを目指して欲しいです。出世という意味では、花田工務店では世間一般の会社であるような役職やポジションは少ないです。社長の次は部門長で、あとはリーダーしかありません。でも、目標となる人を見つけて「この人に追いつくんだ、追い越すんだ」と思って欲しいですね。

--花田工務店には、10年以上勤務の方が非常に多くいらっしゃいますね。長く働ける環境になっている理由はどこにあるのでしょう?

会社の社風は「暖かい」と感じます。社員だけではなく、社員の家族も招くパーティーをかれこれ40年くらい続けている会社は、他にはあまりないと思いますね。この会社が初めてだったりして他を知らないと、その良さにも気付きにくいですけど様々な会社の人に話を聞くと、やっぱりうちの会社はどこか違うんですね。アットホームというか、“社員を大事にしてくれている”と感じるんです。

--今後の目標について教えてください。

色々な人を育てたいですし「育ってもらえる環境」を作りたい。自分が直接育てるわけじゃないので、若手が育ちやすい環境を作るのが、自分の仕事じゃないかなと思います。

--これからの時代、建設の仕事には何が求められていると思いますか?

それが分かったらすごいんだけど(笑)私達の仕事の中心は土地活用で、一番のお客様は地主の方々ですよね。10数年前までは、私達が直接お金をいただく地主の方々しか見ていなかったと思います。でも、最近は入居者の観点が持てるようになってきました。土地活用で建物を建てる場合、そのエンドユーザーは入居者ですよね。これから先は、入居者が喜ぶものは何かをもっと研究していきたいです。お客様の予算によって建物のグレードの差はあるんですけど、「花田工務店のマンションはいいよ」というのを絶対に確立していかないと。「だから、このマンションなんだ」という「だから」の部分ですね。
昔は入居者が入れ替わると大家さんは儲かったんですけど、今はいい借主さんに長く住んでいただくことが大事になっています。そのためにも、長く住みたいと思える、居心地の良いマンションを作ることを模索しなければいけないですよね。『炭家』(※2)などはとてもいい商品だと思うので、もっと建てていきたいですよね。

※2 『炭家』:花田工務店が設計施工する健康戸建賃貸住宅の名称。調湿木炭を使用し、快適な生活空間を実現する。

--最後に、これから入社する方へのメッセージをお願いいたします。

働く仲間 執行役員・名古屋支店長 水野勝利(1987年入社)社長はいつも「運のいい人を」と採用するときに言います。運って「チャンス」ですよね。それには個人差はないと思うんです。でも、チャンスをつかめる人とつかめない人の差がありますよね。それは目配せや気配りといった人への関心や好奇心、いろんなことへのチャレンジだと思うんです。そういう人はチャンスをつかめる傾向にあると思いますね。人付き合いができないと会社でも続かないですから。そういう意味でも「運のいい人」をお待ちしています。

働く仲間はどんな人たち?

  • 新卒採用 早川徹也(2015年入社)
  • 新卒採用 近藤武司(2011年入社)
  • 中堅社員 早川英明(1999年入社)
  • 執行役員・名古屋支店長 水野勝利
  • 企画設計部・部長 佐藤有重
  • 新卒者座談会
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