働く仲間 中堅社員座談会

今は現場管理を学びたいと思っています。そして、仕事をしっかりと覚えて早く自分一人で一つの建物を管理出来るようになりたいです。

--簡単な自己紹介と、入社から現在までの経歴を教えてください。

  • 福島:福島です。現在37歳、建築本部に所属しています。大学を卒業後、建築部に配属になり、現場監督をやってきました。入社から2~3年目までは予算などはまったく管理せず、現場の段取りなどだけでした。今では予算から工程管理まで全部やっていますね。
  • 早川:早川です。大学を卒業して13年目、35歳です。入社からずっと現場で施工管理をやっています。
  • 山下:山下です。年齡は39歳、入社後18年目で、入社以来営業をずっとやっています。営業なのでほぼ一日外に出ています。資産家と呼ばれる土地オーナー様に土地活用のご提案をして、そこから建築工事を受注する仕事です。待ちの営業ではなく責めの営業になります。常にアンテナを張って、情報収集に努めています。

--山下さんにお聞きします。営業の本質ってなんでしょうか?

山下:お客様に喜びを与え、お客様と一緒に自分が喜べる仕事だと思います。建物が完成してお客様に引き渡したときに、涙を流しながら「ありがとう」といってもらえたとき、そう思えるようになりました。

--お客様の喜びに立ち会う体験は、建築側でももちろんありますよね。福島さんは、前回別の建物の案件であるお客様と関わり、その後新しい案件で「担当は是非福島さんで」とお客様からご要望があったんですよね。

福島:そうですね。そのお客様にはかなり可愛がっていただいていて、再度ご依頼があったときはこの仕事をやっていて良かったととても感じました。

--後輩の育成について教えてください。

働く仲間 中堅社員座談会

  • 福島:建築は経験が大事です。自分も入社当初言われていたのが「自分たちがやらなくていい仕事であっても一度は自分でやってみろ」です。人に頼むときも自分がやっていなければ分からないまま頼むことになります。自分が経験していれば伝えやすくなります。それで、自分の下につく人には色々経験して欲しいと思っています。
  • 早川:はつり作業(※1)などでも、どれだけ機械が重くて、振動を体に感じて、続けるのが大変なのかはやってみないと分からないですよね。それを自分で分かっていれば、同じ人間ですから、人に頼むときにも言葉を丁寧にしたり気を使ったり出来るんですね。でも、その大変さを自分が分かっていないと、強い口調になってしまう。それでは現場はうまくいきません。ずっとそればかりやるのは自分たちの仕事ではないにしろ、一度はやらないと気配りも出来ないですから。
  • ※1 はつり:コンクリートを削ったり、切ったり、壊したり、穴をあけたりする作業
  • 上司の立場としては、自分の現場に加えて他の人の現場も見ます。そこで話をして、進捗状況などを見て言うべきことを言わなければいけません。嫌われ役です(笑)仕事に対して積極性がないと感じたときや、お客様の立場で行動出来ていない部分を感じたときは、そこを指摘しないといけないと思ってます。

--指摘の仕方、叱り方で心がけていることはありますか?

  • 早川:心がけていることは、まず最初に褒めること、認めることですね。「こういうところが良かったよ」と。それから悪かった点を言う。上の人からも、そのやり方を勧められているのですが、いざ直面するとそんなにうまくいかなくて。強い口調になりがちですが、反省するようにしています。ただ、遠慮して叱ると中途半端になるので、叱るべきときは叱ってます。
  • 山下:私はストレートに指摘することが多いですけど、叱った後のフォロー、「なんで叱ったのか、何がいけないのか」をきちんと伝えてあげるようにしています。ただ怒られただけでは何が悪かったのか理解出来ないと思いますから。
  • 福島:状況に余裕があるときは叱る理由まできちんと説明していますが、切羽詰っているような時間のないときには出来ていないかもしれません。今後の自分の課題でもありますね。

--自分が所属している部の中で、貢献していこうと思っていることはありますか?

  • 福島:自分はリーダーの立場ではないのですが、資格も取れたので入札の案件なども担当していますから、後は現場をしっかりこなしていきたいと思っています。それだけじゃなく、部下もこれからしっかりと指導していきたいと思っています。
  • 早川:若手は教育をしていかないと、この先が無いですよね。自分が教えられることは教えるけれど、知識がまだ足りないと思うことが多いです。同じ部署のベテランの人の知恵をなんとか引き出して、若手に伝える“橋渡し役”になりたいと思っています。自分もそれで現在足りないと思っている知識が得られて、若手にも伝えられれば教育的な体制になると思います。そのためのベテランの方々との関係の構築も重要だと思っています。
  • 山下:若手と幹部・上司との繋ぎ的な役割がしたいと思っています。なかなかそこのコミュニケーションややりとりは難しいと思います。今は上司であり、部下でもある中堅の立場なのでそれぞれの立場に立って物事を捉えて伝えることが出来ると思います。 後は営業の中で一番中心的な、動ける立場なので精力的に動いて営業全体を盛り上げていきたいです。

--入社当初を振り返って、当時と今で、仕事で感じるやりがいに変化はありますか?

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  • 福島:最初の現場が終わったとき、やはり「建物が出来て良かったな」と思いましたね。当時は「自分が建物を建てられた」という満足感だったと思います。今はお客様が喜んでくれることに対してとても喜びを感じます。お客様がニコニコと笑顔で話してくれることが嬉しいですね。そう思えるのは、当時と心の持ち方が変わったからかなと思います。
  • 早川:引渡しは、入社当時はホッとする瞬間でした。「これで一つ物件が終わった」という気持ちでした。今は引渡しの時は、非常に緊張するようになりましたね。一生懸命やってきたことで、お客様もこの建物を見れば喜んでいただけるという自信があっても、怖いですね。「なにこれ!?」と言われたらどうしようと、期待に添えているかが心配になりますね。
  • 福島:最近、花田工務店ではない別の設計事務所で設計されたものの建築だけを請け負って建てることもあるんですが、そんなときは特に(笑)
  • 早川:そうですね(笑)あとは、緊張を感じるということは仕事を始めた当初より、それだけ責任感が備わってきたのかなと思いますね。
  • 山下:お二人の話と良く似ているんですが、入社当時はこの仕事の責任の重さを認識できていませんでした。お客様が自分の祖父母と同じ年代の方が多いので、どのようにしたら「しょうがない、お前に仕事をやるか」と言ってもらえるかを考えて営業していました。
    今思えば軽い気持ちで仕事をしていたなぁと思います。
    でも今は、お客様の本当の気持ちや資産背景などを紐解いて、建物の提案していくことが出来るようになりました。建物が建ってからがお客様の事業のスタートです。建物をお引渡しして終わりではなく、そこがスタートだと私自身も心しています。お客様は事業成功の為のサポートを私達に求めていますので、すごく責任を感じますしやりがいある仕事だと思っています。また、自分一人では絶対に責任を取れないような金額の仕事ばかりですから。

--続いて、社内のお話を伺います。花田工務店は長く勤めている方が非常に多い印象がありますが、その理由はなんだと思いますか?

  • 山下:私が思うのは、社員を大事にしている、というか“尊重している”部分ですね。必要以上に会社から強制されることなく、自分の考えで業務が遂行出来ます。また、どんな会社でも人間関係がぎくしゃくすると居づらくなることもあると思いますが、そういったことがない会社かなと思いますね。
  • 早川:自由度も感じますね。入社から13年経ちますが、「やっと13年か」と思ったことがないですね。いろんなことが自由に出来て、制約がないという感じです。建物を作る予算は決まっている。枠は決まっていても、その工事を誰に頼んでも良いのです。自分の裁量で決められます。他社の体制は分かりませんが、当社はそれに対してダメだということはないです。自分がこのパートナー会社がいいと言ったら、そこでいい。または自分でパートナー会社を見つけてもいいという自由度がある。
    中途採用の方から聞いたのは、お客様と打ち合わせしていると「こんなにお客様と現場担当が話を出来る会社は他にはない」と。普通は、営業担当と設計担当が主に打ち合わせをして、建築担当は施工できない恐れがあれば助言する。そういったスタンスが多いらしいですね。
    でも私たちの自社設計では、例えばタイルの色を決める際、建築担当者が助言します。そのあたりもやりがいに繋がっていると思います。
  • 福島:助けあいの精神を皆が持っているのもあると思います。現場が大変な状況のときは、他の現場の方が応援に来てくれたりします。一人で辛い現場を抱えたときなどは、辞めたくなったときもありましたね。でも、そういうときに応援してもらえると嬉しいです。

--福島さんがおっしゃったように、辞めたくなるほどの辛かったことも、これまでの経験であると思いますが、それを乗り越えられた理由を教えてください。

山下:辞めたいと思ったとき、最初に浮かんだのはお客様の顔です。会社を辞めたいというよりも営業を辞めたいと思ったんですね。でもそのお客様は自分を信頼して仕事をくださったので、営業を辞めてしまうことはやはり出来ないと思いましたね。

--この世界に入ってくる若手の方々に、今後10年の間に是非経験して欲しいこと、身につけて欲しいことはありますか?

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  • 福島:「ほうれんそう」(報告・連絡・相談)を身につけることがまず大事だと思います。例えばお客様のところに若手の社員が行って、戻ってきて「どうだった?」と聞いても何も返ってこないことがあるんですね。こちらから色々質問しないと返事がない。「書類を作っておいて」と言っても、作ったら上司のチェックを通さずパートナーに出してしまう。そういうことがこれまでに何度かありました。「ほうれんそう」は習慣付けしていかないと、10年後にいきなり出来るかと言われても、出来ないですよね。
  • 山下:本質的なところはコミュニケーションがしっかりとれてミスなく仕事が出来るということだと思います。さらには、深くコミュニケーションが取れることで、上司から助言をもらえますし、自分自身が早く成長出来ると思うんですね。報・連・相がないということは、自分の判断で全てやって間違う危険を抱えるんです。
  • 早川:メモを取る習慣を身につけて欲しいですね。話をして、指示をしてもメモを取らない人は大体忘れている。メモを取る人はそれを見て思い出すので仕事に手落ちがない。重要な仕事をメモを取らない人に任せられるかと言えば、任せられないですよね。 ステップアップしていきたい・仕事をしたいならメモを取って「自分は聞いています、安心して下さい」というメッセージを、“発信者”に対して送らないといけないんです。そのためにも、メモを取るべきかなと思っています。
  • 山下:相手の立場に立って物事を考えることを、訓練して欲しいなと思います。また常に自分で考えて判断して行動することですね。最初は難しいと思いますが、指示されたことをそのまま鵜呑みにするのではなくて、何故なんだろうと自分の頭で考えて欲しい。判断しながら行動に移すことを訓練していってもらうと、より成長出来るのかなと思います。

--今後の皆さんの目標を聞かせてください。また、後輩にとってどんな先輩でありたいか教えてください。

  • 早川:来年子どもが生まれるので、その子が大きくなって自分が手がけたマンションとかビルを見て「これお父さんが建てたんでしょ」と言われるのが目標です。それに恥じないものを作りたいですね。後輩にとっては気軽に相談できる・頼れる人になりたいです。
  • 山下:日々、成長だと思っています。今日よりも明日、今年よりも来年、よりお客様に信頼していただける営業、人間になりたいなと思います。後輩にとっても信頼される存在になっていきたいですね。
  • 福島:これまで出逢った中でも、尊敬出来る方々がたくさんいらっしゃいます。現場監督さんであったり、書類をきちんと作成される方であったり。その方々を見ていると自分ももっと頑張らないといけないと思います。また、後輩にとってもそういった存在になりたいと思っています。

--ありがとうございました。では最後に、花田工務店を今後こういう会社にしていきたい、という目標はありますか?最年長ですし、山下さん、皆さんを代表してお願いいたします。

山下:花田工務店はこれからも、地域に必要とされ続ける会社でありたい。そのために私達一人ひとり、努力を続けていきたいと思います。

働く仲間はどんな人たち?

  • 新卒採用 林亮介(2011年入社)新卒採用 林あゆ美(2011年入社)
  • 新卒採用 杉浦吉昭(2007年入社)
  • 新卒採用 春日井宏和(2005年入社)
  • 中堅社員 早川英明(1999年入社)
  • 中途採用  成松英次(2009年入社)
  • 取締役営業本部長 水野勝利(45歳)
  • 企画設計室室長 佐藤有重(47歳)
  • 取締役総務部長 奥洞公一(56歳)
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