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お役立ち情報 2023.05.23

日本における金融教育ー自ら学び続けることが資産を守り、増やしてくカギ

HANET

みなさんは金融についていつどのように学んでこられましたか?

筆者は社会人になってから仕事や資格取得を通じて、また、プライベートで投資セミナーに参加するなどして学んできました。税制改正によるNISAの拡充など金融に関する情報を常にアップデートしていくことが資産を守る・増やすことにつながりますが、生きていくために基本的な金融知識を老若男女問わず知っておく必要があると思っています。

 

2022年4月から成年年齢が18歳に引き下げられ、それにともなう金融トラブルの増加などが懸念されることから、2022年度から高校の家庭科の授業で、投資や資産形成に踏み込んだ金融の授業が義務化されました。実はそれよりも前に、2020年度からは小学校で、2021年度からは中学校で金融教育がスタートしています。「国語」「数学」のように単独科目として「金融」という科目が新たに設けられたわけではなく、「社会」「公民」「技術・家庭科」などの既存の科目の中に組み込まれています。

 

この金融教育では、学年に応じて「お金の大切さ」「お金の使い方」「お金の運用」「お金の役割」について、子どものうちから体験的な学習を通じて学ぶことができるようになっています。

 

 

本記事をご覧のみなさんは、どのように資産を守るか?節税するか?次世代・次々世代に引き継いでいくか?ということに関心をお持ちの方や、それらに問題を抱えていらっしゃる方がほとんどだと思います。

 

資産承継の方法として、相続と贈与がありますが、今回は生前贈与と金融教育についてお伝えします。

 

老子の格言で、『授人以魚 不如授人以漁』という言葉があります。

「飢えている人がいるときに、魚を与えるか、魚の釣り方を教えるか。」という話で、

「人に魚を与えれば一日で食べてしまうが、釣り方を教えれば一生食べていける」という考え方です。

年間110万円までは非課税で贈与できるという制度を利用して、生前に子や孫に現金を贈与する資産家の方が多いと思います。「これで好きなものを買いなさい。」そう言って贈与をすれば、受け取った子や孫は大喜びするでしょう。それが悪いこととは言いませんが、子や孫の豊かな将来を願うのであれば、「このお金の使い方はお前にまかせる。欲しいものを買ったり旅行するもよし。貯金するもよし。投資して資産を増やして増えた分で好きなことに使うもよし。」と消費・浪費・投資 の選択肢を示してあげるのも愛だと思います。

 

現代は、お金に関する知識を本からだけでなく、金融庁や税理士事務所などのホームページやYouTubeなどの動画からも学べる多くの機会に恵まれています。お金を贈与するだけでなく、お金を活かす・増やす方法も一緒に伝えることで、より感謝されるのではないかと思います。

 

最後に、高校生向けの金融経済教育指導教材がダウンロード・動画視聴できる金融庁のサイトURLを掲載しますので、お子さんやお孫さんと一緒にご覧になってみてはいかがでしょうか?

 

▼ 高校生向け教材

https://www.fsa.go.jp/news/r3/sonota/20220317/20220317.html

 

▼ 高校生向け授業動画

https://www.fsa.go.jp/ordinary/douga.html

 

 

 

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